初診の流れについて
- 2023年7月24日
- お知らせ
こんにちは!
たつみなかにし歯科医院です。
今回は、当院初診の流れについてご説明させていただきます。
大まかな流れに関しては以下のようになります。
①問診
②口腔内写真撮影
③パノラマ撮影(全体的なレントゲン撮影)
④歯周組織検査(歯ぐきの検査)
⑤治療相談
順番に説明していきますね。
①問診
まず、なぜ当院に来院されたかの主訴を伺います。
痛みがある場合は、いつからかどんな痛みかなどの詳細な既往歴と
歯医者がどれぐらいぶりかなど、バックグラウンドもお伺いします。
その際、世間話などで盛り上がってしまう可能性がありますが、どうかご容赦ください。
②口腔内写真撮影
問診後、全体的なお口の中の状態を確認させていただきます。
もちろん視診でも確認致しますが、お口の中の実際のお写真を撮影します。
これは、写真として客観的に見ることで、実際に目で見たときよりも見え方が変わるので
たくさんの情報が得られることや見逃しを防止できること
初診時の状態を記録しておくことで、今後主訴とは別の部位で症状があったときに
比較できるので、診断がつけやすいというメリットもあります。
また患者さん自身にご自身のお口の中の状態をしっかり理解していただくことで
治療前と治療後のビフォアフターが鮮明になり
どんな治療をされているかわからなくて不安といった問題を解消します。
正面、右、左、上、下の5枚撮影します。
③パノラマ撮影(全体的なレントゲン写真)
これはみなさんご経験された方も多くいらっしゃると思いますが
実際に写真などでは見れない、歯や骨の中を見るためにレントゲン撮影を行います。
レントゲンを撮ることで、お口の中の全体像や
穴があいてない虫歯、根っこの先に溜まってる膿などを調べることができます。
歯に神経が残っているかや顎関節の状態、上顎洞に炎症がないかどうか(蓄膿)なども
調べることができるので、必要不可欠なステップになります。
④歯周組織検査(歯ぐきの検査)
最後に歯ぐきの検査を行います。
現在のお口の虫歯の状態は、②③で確認できますが
歯周病の進行具合に関しては、画像ではざっくりしたことしかわかりません。
歯ぐきの検査を行うことで、特にどの部位で歯周病が進行しているのか
歯周病治療がどこまで必要なのか、診断することが出来ます。
また、歯ぐきが腫れている場合、それが虫歯からきているのか
歯周病からきているのか判断要素にもなるため、診断がつけやすくなります。
こちらも治療を進めていく上で、必要不可欠なステップになります。
⑤治療相談
全ての資料が集まったら、最後に現在のお口の中の状態についてご説明致します。
痛みなどがある場合は、なぜ痛みが生じたか原因の説明
見た目が気になる場合は、写真を一緒に見ながらどういう風に改善したいかの相談
特に症状はなくても、何か問題点があればその部位の指摘と治療方法の説明など
集めた資料をもとに、今後についてご相談していきます。
全く問題がなく、メンテナンス希望の方は、歯石取りと着色取りをその日に行います。
以上が、初診の方の基本的な治療の流れになります。
もちろん、痛みがある場合や、見えるところが欠けたり、外れてしまって、見た目に問題がある場合は
処置を優先して行いますので、時間によっては歯石取りなどの処置が次回以降となります。
結構ボリュームがあるのと、説明には特に力を入れてお時間を頂戴いたしておりますので
初回は1時間ほどお時間をみていただければと思います。
何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。
スタッフ一同”笑顔”でお待ちしております。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。