子どもの歯並び気になりませんか?矯正のタイミング、時期について
- 2023年11月24日
- 子どもの歯科矯正
こんにちは、たつみなかにし歯科医院です。
先日、天王寺動物園で株式会社ToothToothによる”カムカム動物園フェスタ”が開催されました。
非常に大人気のイベントのようで、三日間とも大盛況のご様子でした。
そのイベントの一角で、歯科医師のよる歯の無料相談コーナーというものがあり
小柳社長からお声がけ頂き、当院の理事長と院長で行って参りました。
日曜日の診療を少し早めに切り上げて伺ったのですが、さすが日曜ということもあり
お子さま連れのご家族も本当に多く、たくさんの方に歯のお悩みや相談をして頂くことができました。
その中で本当に多かったご相談が、お子さんの歯並びの不安でした。
・うちの子は綺麗な歯並びになりますか?
・何か矯正が必要ですか?
・歯を抜いて矯正しないといけませんか?
やはりお子さまの将来の歯並びに不安を覚えるご両親が多かったように思います。
矯正治療には1期治療と2期治療があります。
永久歯が全て生え揃うまでに行う1期治療では、子どもの成長が大きく見込めるため
様々な装置を用いて顎の発育を促しながら、異常な癖や噛み合わせを排除していきます。
永久歯が生え揃ってから行う2期治療では、必要があれば歯を抜歯して
全体的に歯を動かして、理想的な噛み合わせを目指して行きます。
1期治療をしていれば、2期治療をしなくていいのかとよくご質問されますが
必ずしもそういうわけではありません。
1期治療を行って、顎の発育を促せたけれども、それでも歯のそもそものサイズが大きくて
綺麗に並びきらない場合は、2期治療に踏み切らなければなりません。
しかし、1期治療を行っていなければ、確実に抜歯しないといけなかった歯並びが
1期治療を行ったおかげで抜かずに済むというケースがよくあるのも事実です。
もちろん1期の治療のおかげで2期治療の必要がなくなる場合もあります。
あくまでも、1期治療というのは、顎の正常発育を促すことで歯並びを改善したり、
また2期治療を容易にするための下準備という目的があるということも覚えておくといいかもしれません。
いずれにせよ、柔らかい食品の開発などにより、日本人は世界的な平均より顎が小さいと言われています。
かつ、歯のサイズも大きいため、矯正をせずとも綺麗な歯並びをしている方が少数派なのも事実です。
まずは、日頃の食生活の改善から始めて、お子さまのお口の中の状態をむし歯も含めて
定期検診で診てもらいましょう。
なるべく早い対応によって、矯正時の負担が軽くなる可能性が高くなります。
もしお子さまの歯並びでお悩みの方は、一度当院にご相談ください。
何か歯並びが綺麗になるアドバイスが出来るかもしれません。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました!!